リボーンドールをご購入されるとき「どの子を選べばいいの？」と悩まれることと思います。それぞれ特徴がありますのでご購入の際の参考になったら幸いです。
大まかに下記の①～④についてご自身の好みと照らし合わせてみましょう。
①サイズはどのくらいの子がいいか？
②目は開いている子がいいか？閉じている子がいいか？
③髪の毛は植毛かペイントのどちらがいいか？
④重さはどのくらいの子がいいのか？
ではそれぞれの特徴についてご紹介します
①どのくらいのサイズの子がいいか？
リボーンドールの身長は約40～55ｃｍくらいの子が多いです。
・40ｃｍくらいだと、生まれたての新生児の中でも特に小さい雰囲気の子
・45～50ｃｍくらいだと、生まれたての新生児のようなサイズ感
・55ｃｍくらいだと、存在感のあるしっかりした赤ちゃんの雰囲気
新生児イメージするなら40ｃｍ～50ｃｍくらいがおすすめです。もちろんサイズが大きい子でも服装や髪型などで新生児の雰囲気の子はたくさんいますので、一つの目安としてご参考になれば幸いです。
②目は開いている子がいいか？閉じている子がいいか？
目が開いている子は表情が豊かで愛らしく、ソファなどに座らせてあげると更にリアルさが増します。ただ、目は意外とホコリがたまりやすいので時々綿棒などでケアしてあげる必要があります。
目が閉じている子はずっと寝ているので、ベットに寝かせると本物の赤ちゃんの姿にそっくに見えます。両手をバンザイしたポージング等をとるとよりリアルな雰囲気になるため眺めるだけでとても癒されると思います。
目が開いている閉じているに関わらず、後頭部が見えるように横向きにして寝させてあげると、どちらの子も本物の赤ちゃんの寝姿の雰囲気が出るのでとても愛らしく癒されると思います。
③髪の毛は植毛かペイントのどちらがいいか？
植毛の子の最大の魅力はなんといってもそのリアルさです。細くふわふわの髪の毛でつむじの渦巻きなどが施されている子の場合はもう本物の赤ちゃんに見間違えてしまいます。よりリアルな赤ちゃんを求める方は植毛の子がおススメです。
植毛はモヘアという素材を使用して、専用の針で植毛していきます。植毛したモヘアは内部から接着剤で固定しますが、経年により抜け毛がどうしても起こってしまいます。また日々の接触による摩擦やクシでとかしたとき等に抜ける場合があります。
髪の毛が全く抜けないというのは構造上、不可能なため、これはある程度は仕方のないことですが、帽子をかぶせてあげることで予防することが出できます。また力強くクシでとかないよう気をつければ大きな問題ではないと考えています。
当工房ではより本物の赤ちゃんに近くなるよう髪の毛はモヘア植毛を採用しています。
髪の毛がペイントの子は抜け毛の心配がないのでお手入れを気にすることなく頭を撫でることができるのが大きな魅力です。リアルさで比較すると植毛の子の方がリアルかもしれませんが、帽子をかぶせてあげると植毛の子を同じ雰囲気になります。
抜け毛の心配がないのでいろんな人に見せたり抱っこしてもらう場面がある方は安心です。また、モヘアを使用しないので費用を抑え、制作時間を短縮することができます。
④重さはどのくらいの子がいいのか？
本物の赤ちゃんは新生児で2500～3000グラムですが、お人形の場合は同じような重さにすると本物の赤ちゃんよりもずっしりと重く感じてしまいます。
頭手足胴に重み素材を入れて重さを出すため、重みをたくさん入れれば入れるほど、どうしても硬い触り心地になってしまいます。重り素材の他には、ふわふわの綿を入れたますので、綿が多いほど柔らかく、首の座っていない「くたっ」とした赤ちゃんの体の特徴がより表現できます。
重さは1500～2000グラムくらいだとどの年代のご購入者様にとっても抱っこしやすく、重さが負担に感じにくいため、当工房の赤ちゃんも1500～2000グラムくらいの体重の子が多いです。
ご購入の際にはいろんなことに悩まれるかとは思いますが、このような点をご購入の際の参考になさってくださいね。